塾長ブログ

書くことの大切さもっと知ってほしい!

 書くことの大切さもっと知ってほしい! 

小論文講座をしていると、本当に書くことは大切だと思います。

 

まず、自分で言えば仕事がら子供達(中学生や高校生)の文を添削することが多いです。

また、志願理由書などはなぜ学びたいのか?何に問題意識を持って生活してきたのか?

将来どんな人生を歩みたいのか?を真剣にサポートしていると初めは稚拙な文であったものが、コーチングによって思考が整理され、なぜ学ぶのかという意識が飛躍的に高まります。

だからこそ、この受験方式の普及はとても有益なことだと感じます。

 

 

書くことで、かけなかった高校生達の書く能力が驚くほど向上することがとても嬉しく、行きたい大学で本当に学びたいことを学ぶ。とても素敵なことだと思います。

 

しかし、現状の学校教育や日常生活で書くことをしてこない日本の現状には、とても不安を感じます。

もちろん、個人的な、意見です。

 

 

美しい日本語がこんなにもかけなくなっている子供達の現状に悲しくなるとともに危機感を感じます。しかし、小論文を書く子供達の飛躍的な文の上達を見ていると、まだまだ捨てたものではないと今後の日本の未来も明るく思えるのです。

 

だからこそ、ただの暗記能力の一般受験だけではなく総合選抜などが求められている背景には、主体的に動き、ものごとを論理的に考え、相手の求めるものに対する回答を考え情熱を持って学ぶ意義を考える。

 

そんな子どもたちが増え、日本を活力のある国にし、世界のリーダーを育成することを掲げ、学ぶ意欲を後押しすることで大学での生活をより有意義にすることができる受験制度が加速して取り入れられているのでしょう。

 

先日、アメリカ在住の友人から、子供達が大学に入るとともに大学での研究が楽しくて学ぶことにとても意欲的だと言う話を聞きました。

 

日本の大学生もかなり真面目で学業を真剣に学ぶ学生も増加していると思います。

しかし、大学入学後、諸事情が人によって違いますが、経済的理由や目的意識を持てなくて中退を悩んだことがあるという大学生は、約3割にも達すると言われます。驚きです。

 

現状の日本では、自分の考えを説得力ある文にまとめて書くという機会がICTの発達とともに子どもたちからは奪われていると感じます。

もちろん、情報が直ぐに手に取るように調べられることはとてもよいことですし、便利な時代になっています。

 

昔の昭和の子供時代と現在の平成や令和の子供の環境変化は凄まじく、読み書きの環境がかなりかわるとともに、情報もあふれ、検索力はたけてきても、書くことで頭を整理する能力は衰えてきているのではないかと非常に危惧しています。

 

いえ、子供だけではないでしょう。

塾の仕事を、している私でさえ、書く能力の低下をときに感じます。

 

文を書くことを意識しないと美しい日本語が論理的にかけないし、論文では求められませんが、美しく日本語特有の余韻を残す文の書き方。隠喩や体言止めなどを使うことで言葉の行間の美しさを想像する能力は使わないと衰えると感じます。

大人もラインなどのSNSなとの簡易なツールを使うことで、短絡的にに言いたいことのみかく。

言葉の使い回しや話し言葉と書き言葉の違い。

日本語特有の言葉の美しさが失われてきていると昨今、私は思うのです。

 

 

ここでみなさんに質問!

 

昨日の夜、何を食べましたか?

 

ときかれ、すぐに出てこないあなた!

 

気をつけてくださいね。

 

 

脳が退化している可能性があります。

 

 

若年性認知症と書くことの相関関係さえ、研究されてきています。

 

頭の中の思考を整理して書くということは、実は左脳をとてもつかうのです。

 

左脳といえば、計算力や論理的な思考を司る脳です。

 

書くことで左脳は活性化されることを皆さんはご存知でしたか?

 

学校では無理やり、書くことを強要されますよね。

 

これは、私はとても良いことだと思います。

 

しかし、今はICTが発達することで、書く機会が奪われつつあります。

 

人に読んでもらうために言葉を書くことは、読み手のことを考えてわかりやすく文をまとめたり、見直したりしますし、漢字も書くことで忘れなくなります。また、正しい日本語を書くことを意識します。実は主語と述語がわからない子供達が中学生でもかなり多いです。

 

教育そのものが、日常であたりまえになっているものの、その当たり前をしっかり享受できていない子供は多く、多くの親も国語を安易に考えているのではないかと感じることがあります。

 

成績を表面的にあげるということにこだわれば暗記科目の理科と社会がとてもあがりやすい。でも、最近は、社会が苦手な子供が多いです。

 

流れを意識して覚えることが苦手なのでしょうね。

 

理科より覚えることも多いし、歴史は特に時代の流れを意識しないとただ暗記するには全くもってつまらない。そんなふうに感じる子供達も多いのかもしれせん。

 

 

とにかくまず本や新聞を自分の好みではなく多くのいろいろな人の文を読むことを大切にしてほしいと感じます。

 

なぜかというと、自分の好みに走るだけでは、他者の思考の違いや理路整然と書かれた文の美しさを意識することもなく、情報は自分には関係ないと思う子供達は多くなり、他者の考えを理解する能力も低下しつつあると感じるからです。

 

書くことによって、思考は整理できます。物事を客観視する能力もつきますし、自分の考えもまとめることで主観的に考えがちな思考にへんかをもたらしてくれるでしょう。

 

良質な文を読む。

書く。

 

とても必要なことだと思います。

 

国語の力を培うことをおろそかにしていると、やはり将来困るのではないかと感じます。

 

考えをまとめて、自分の思いを伝える書く能力はやはり小さな頃から培うことをみなさんが意識してほしいと思います。

今日は、少し固いお話でした(笑)

 

お読みくださりありがとうございました😊

 

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