もともと特別な only one
3月に入り、卒業シーズンになりました。
PLATZの中学1,2年生は期末テストを終えたところです。
今月試験を受ける中学3年生と高校3年生の受験生たちはラストスパートをかけてがんばっています。
春の花が咲き始めるこの時期はスギ花粉もからっ風にのって飛んでくるので、個人的には飲み薬と目薬、点鼻薬が手放せない季節です。
少し前になりますが、群馬県内のみどり市小平の里というところへ蝋梅を見に行ってきました。
北海道出身の自分が群馬県に引っ越してきて、北海道との違いに驚いたことの一つはこの蝋梅の香りでした。北海道では、つぼみどころか木の芽もふくらまない白一色の景色と氷点下の気温を体感する2月を経験してきました。
でも群馬では蝋梅に始まり、白梅や紅梅が咲き、もう少しすると桜も咲き始めます。
これは近所の川沿いを朝ウォーキングした時に、見かけた白梅です。ちょうど枝に鶯ではありませんでしたが、小鳥がとまっていたので「チャンス!」と近寄ったら、とたんに逃げられてしまいました。
このかわいらしくてきれいな花を見て、この春に卒業して次のステップに歩みを進める生徒たちのことを想いました。
ほかよりも早い時期に咲きだす梅も、3月中旬を過ぎて咲く桜もどれもそれぞれが美しくて、なんだか目標に向かって真剣にがんばっている生徒たちの姿と重なります。
20年前に発売された名曲「世界に一つだけの花」の歌詞にもあるように、
No.1にならなくもいい
もともと特別な only one
ですね。
咲く時期も色も香りもちがうけど、それぞれの美しさと良さがあります。
以前中国語圏の人たちとカラオケをした時に、歌った記憶があって調べてみたら同じ部分の歌詞は、
一起種世界上這唯一的話
我們全部都是唯一 only one
となっていました。
日本語の歌詞は相手に語りかけているイメージが強めですが、中国語は自分も含めてみんなという感じです。日常会話でも主語で文章を始めるタイプの言語を話す人たちの特徴かもしれません。謙虚で空気を読む日本人とは少し違って自分の主張をはっきり口にする機会が多い環境で育ったことも影響しているのかもしれません。
話が少しそれてしまいましたが、生徒たちは ひとりひとり ステキなところをたくさん持っているでも、ひとりとして同じ子はいない ステキな宝物です。そんな生徒たちを応援しながらサポートしていくぞ!と決意を新たにした最近のひとコマでした。
春木がお伝えしました。