塾長ブログ

理系こそ英語が必要!? 「理系×英語」の先にある力

前回は、2040年に向けて日本では理系人材の不足が深刻になると予想されていること、
そして、これからの子どもたちには
「自分で考え、行動する力」が必要なのではないかということを書きました。

 

今回は、もう一つ気になっていることについて。 

それは、
「理系人材に英語はどのくらい必要なのか?」
ということです。

私は、これからの理系人材にとって、英語はますます重要になると思っています。
AI、半導体、医療、バイオ、環境、宇宙、ロボット……。 
科学や技術の世界では、世界中の研究者や企業が国境を越えて研究・開発を行っています。

大学に進学すれば、英語の論文を読むこともあるでしょう。

社会に出れば、海外の研究者や技術者と一緒に仕事をすることも珍しくなくなるかもしれません。

つまり、これから求められるのは、

「理系ができる人」
だけではなく、

「専門性を持ち、それを人に伝え、一緒に新しいものを生み出せる人」
なのだと思います。

ここでも大切になるのが、コミュニケーションする力です。

英語も、本来はテストで点数を取るためだけのものではありません。

自分とは違う文化や価値観を持つ人の話を聞き、自分の考えを伝え、
お互いを理解するための「道具」でもあります。 

そう考えると、

数学・理科という「専門性」。
英語という「世界とつながる力」。
そして、自分の考えを持ち、相手の考えにも耳を傾ける「コミュニケーションする力」。

この三つは、これからの時代、決して別々のものではないように思います。 

では、そんな子どもたちを育てるために、私たち大人には何ができるのでしょう。

「英語を勉強しなさい」
「数学は将来必要だからやりなさい」 

と言うだけでは、なかなか子どもは動きません。

それよりも、

「将来、何をやってみたい?」
「それができたら、どんなことが面白そう?」
「そのためには、今どんな力が必要だと思う?」 

そんな会話をすることも一つではないでしょうか。

自分の未来と、今やっている勉強がつながったとき、
勉強は「やらされるもの」から少しずつ変わっていくのかもしれません。

もちろん、中学生・高校生の段階で将来が決まっている必要はありません。

むしろ、まだ分からなくて当然です。

だからこそ、いろいろな世界を知り、自分で考え、やってみる。

そして、その過程を周りの大人が支えていく。 

2040年。

今、目の前で勉強している中学生・高校生たちは、
日本だけでなく、世界の人たちと一緒に仕事をしているかもしれません。

そのときに、

「自分で考えられる」
「自分の専門性を持っている」
「それを世界の人たちに伝えられる」 

そんな大人になっていたら。

教育に携わる一人として、とても楽しみだと思うのです。

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